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システム監査技術者


資格の内容

この試験は被監査部門から独立した立場で、経営者の視点で、情報処理システムを幅広い観点から調査し、システムが経営に貢献しているかを判断するシステム監査人を対象とし、その能力を認定します。

合格率は低く、システムアナリスト試験と並んで情報処理技術者試験の最高位と目されています。

受験資格

誰でも受験できる資格です。資格の対象者像としては、被監査部門から独立した立場で、トップマネジメントの視点で、情報システムが経営に貢献しているかどうかを、安全性、効率性、信頼性、可用性、機密性、保全性、有用性、戦略性など幅広い側面から総合的に調査し、あるべき姿を描くことによって自ら形成した判断基準に照らして評価し、問題点について説得力のある改善勧告を行う者とあります。

試験内容

午前試験は多肢選択式、午後試験は記述式と論文式(小論文)に分かれています。

午前
マークシート式の四肢択一で55問出題され、100分で全問解答します。
IRT(項目応答理論)によって、最低200点〜最高800点の5点刻みで採点され、600点以上で合格(午前試験通過)です。

午後I
情報処理システムの監査及び評価に関する問題(大問)が4題出題されます。
それぞれの大問は、主題の設定となる文章と、それに対するいくつかの小問です。
そのうち2題が必須、残りの2題のうち1題を選択し、90分で解答しなければなりません。
素点採点で、最低200点〜最高800点の5点刻みで採点され、600点以上で合格(午後I試験通過)です。
ただし、午前試験が600点に満たなかった者は採点さえされません。

午後II
3つのテーマから1つを選んで、業務経験を踏まえて小論文(最低2400字〜最大4000字)を120分で書きます。
採点はA,B,C,Dの4段階で評価され、Aのみ最終的に合格となります。
ただし、午後I試験が600点に満たなかった者は採点さえされません。

願書受付期間

1月上旬から2月上旬くらい

資格申し込み方法
インターネット利用による方法と郵便局利用による方法があります。

試験日

4月の第3日曜日

試験会場

全国の主要都市で資格試験が行われます。

受験料

5,100円(税込)

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