自家用操縦士とは飛行機を操縦する為に国土交通省が発行している資格です。
自家用操縦士(滑空機、飛行船)では滑空機(グライダー)と飛行船の操縦を事業目的以外で行なえる国土交通省の行なう航空従事者の資格です。
特に滑空機(グライダー)は日本でもスポーツとして広まっており、趣味として資格を取得するという需要は他の航空従事者資格と比べて高いと言えます。
航空従事者の資格の中では最も資格の獲得しやすい資格として、スカイスポーツなどを行う場合に必要な資格です。
年齢制限:滑空機は16歳以上、飛行船は17歳以上
飛行経験(動力滑空機):出発地点から120km以上の野外飛行で、中間で1回以上の生地着陸などを含む飛行の飛行経験。
飛行経験(上級滑空機):えい航による30回以上などの滑空を含む、単独操縦による3時間以上の滑空の飛行経験
飛行経験(飛行船):50時間以上の飛行経験があり、10回以上の離陸を含む5時間以上の単独飛行を含む飛行経験
学科試験(上級滑空機、動力滑空機):
・航空工学
・滑空飛行に関する気象
・空中航法
・航空通信概要
・国内航法法規
実技試験(上級滑空機、動力滑空機):
・運航に必要な知識
・飛行前作業
・飛行場および場周経路における運航
・各種離着陸並びに着陸復行
・その他
合格率は機体によって異なります。
原則として年3回(3月、7月、11月)
学科試験:5,600円
実技試験:実技試験は機種によって異なります。
上級滑空機:22,800円
動力滑空機:40,100円
滑空機以外:46,400円
登録免許税:3,000円
東京、大阪、千歳、岩沼、名古屋、福岡、宮崎、那覇
試験終了後本人に通知
国土交通省
東京航空局
TEL03−5275−9292
大阪航空局
TEL06−6949−6211