工事担任者資格はブロードバンド回線の接続やIP-PBXの設計、配線工事などの電気通信に関する工事担任者としての資格です。
この工事責任者は工事の種類や範囲によって資格が分かれています。
【AI第1種】
アナログ伝送路設備に端末設備等を接続する工事。
総合デジタル通信用設備に端末設備等を接続する工事。
【AI第2種】
アナログ伝送路設備に端末設備等を接続する工事。(電気通信回線数50以下)
総合デジタル通信用設備に端末設備等を接続する工事。(総合デジタル回線数が毎秒64キロビット以下で50以下のものに限る)
【AI第3種】
アナログ伝送路設備に端末設備等を接続する工事。(電気通回線数1のものに限る)
総合デジタル通信用設備に端末設備等を接続する工事。(総合デジタル回線数が基本インターフェースで1のものに限る)
【DD第1種】
デジタル伝送路設備に端末設備等を接続する工事。
※総合デジタル通信用設備に端末設備等を接続する工事を除く。
【DD第2種】
デジタル伝送路設備に端末設備等を接続する工事。(接続点の入入出力速度が毎秒100メガビット以下)
※総合デジタル通信用設備に端末設備等を接続する工事を除く。
【DD第3種】
デジタル伝送路設備に端末設備等を接続する工事。(接続点の入入出力速度が毎秒100メガビット以下、主としてインターネット接続のための回線に限る)
※総合デジタル通信用設備に端末設備等を接続する工事を除く。
【AI・DD総合種】
アナログ伝送路設備又はデジタル伝送路設備に端末設備等を接続する工事。
受験資格は特に設けられていません。
試験科目:
・電気通信技術の基礎
・端末設備の接続のための技術、理論
・端末設備の接続に関する法規
※試験種別によって科目の内容や問題難度は異なります。
AI第一種…28.6%
AI第二種…27.1%
AI第三種…44.3%
DD第一種…22.3%
DD第二種…15.9%
DD第三種…32.0%
AI・DD総合種…19.5%
(各種別:平成20年度第2回)
5月、11月(毎年2回)
各種別…8,700円
全国各地受験票によって受験者に通知されます。
日本データ通信協会のHP内で発表されています。