電気通信主任技術者とは電気通信ネットワーク工事、施工や電子ネットワークの運用などの監督責任者になるための資格です。
電気通信主任技術者は国で管理されている国家資格であり、日本データ通信協会が行なっている国家試験で合格する事によって資格を取得する事が出来ます。
また電気通信主任技術者資格にはネットワークを構成する設備によって監督できる範囲が2つに区別されています。
【伝送交換主任技術者】
主に電気通信業の伝送交換設備などの工事、維持、運用を行なえる資格です。
【線路主任技術者】
主に電気通信業の線路設備などの工事、維持、運用の行なえる資格です。
受験資格は特に設けられていません。
(1)電気通信システム:
・電気工学の基礎
・電気通信システムの概要
(2)専門的能力:
・伝送、無線、データ通信、通信電力のうちいずれか一分野に関する専門的能力
・通信線路、通信土木、水底線路のうちいずれか一分野に関する専門的能力
(3)伝送交換設備及び設備管理:(伝送交換主任技術者のみ)
・伝送交換設備の概要、当該設備の設備管理、セキュリティ管理
(4)路線設備及び設備管理:(線路主任技術者のみ)
・線路設備の概要、当該設備の設備管理
(5)法規
・電気通信事業法関連
・優先電気通信法関連
・電波法、及びこれに基づく命令関連
・不正アクセス行為の禁止に関する法律関連、電子d署名及び認証業務に関する法律関連
・国際電気通信連合憲章、国際電気通信連合条約の大要
23.3%(平成18年度第2回)
年2回(詳細は日本データ通信協会で発表しています)
18,700円
札幌、長野、東京、金沢、長野、名古屋、大阪、広島、松山、福岡、熊本、那覇
日本データ通信協会HP内で合格発表が行われています。