中古自動車は使用している状況や車体の状態など様々な要素から大きく査定価格が変わります。
そんな自動車の査定を行なうのは非常に難しいというのが実情です。
そんな中古自動車の査定の専門的な知識を持っているのが「中古自動車査定士」です。
この資格は「財団法人日本自動車査定協会」が経済産業省・国土交通省の指導の下で技能検定を行なっている資格です。
中古自動車が車市場の多くを占める現在、この「中古自動車査定士」は非常に重要な資格と認識されると共に、資格の有用性に注目が集まっています。
1)必要資格:
自動車運転免許所有者
・小型車査定士受験者(普通運転免許以上の所有が必要)
・大型車査定士受験者(大型第1種以上の所有が必要)
2)実務経験:
・自動車の販売もしくは整備の実務経験半年以上
3)協会所定の研修を終了
学科試験:
・中古自動車査定制度
・中古自動車査定基準、同細則及び加減点基準
・自動車の構造、機能及び取扱い
・保安基準、その他自動車に関する法規
・その他査定に関する事項
実技試験:
・査定の実技
合格率80%前後
小型車検定士…6月第3日曜日、12月第2水曜日
大型車検定士…6月第3水曜日
小型車検定士…16.800円
大型車検定士…17,588円
小型・大型同時受験…31,553円
(財)日本自動車査定協会の各支所ごとに異なります。
(財)日本自動車査定協会HPで合格発表を行なっています。