内燃機関海技士（機関）
内燃機関海技士（機関）の難易度、合格率、出題内容、受験資格
内燃機関海技士とは内燃機関（エンジンなど）を搭載した船を運航するために必要な資格です。
内燃機関海技士は船の内燃機関を搭載した船舶の航海を行なう為の資格です。
内燃機関海技士の役割としては内燃機関を搭載した船の整備や操作にあります。
この内燃機関海技士（機関）には「航行する区域」や「推進機関の出力」によって二〜六級（１級はありません）の資格があります。
資格の取得には「海技士国家試験」を受ける必要があり、筆記試験、身体検査、口述試験それぞれに合格することで資格が得られます。
また資格を得る為には合格後に海技士免許講習を受ける必要があります。
国土交通大臣指定の船舶職員養成施設の過程を修了した場合には学科試験や海技士免許講習などが免除される場合があります。
年齢制限：１９歳９ヶ月（免許は２０歳）
乗船履歴：船舶の航行する区域、船舶の推進機関などによって必要な乗船履歴などが異なります。
また必要な乗船経験は所有している「海技士資格」によって異なる場合があります。
筆記試験：
・機関に関する科目、その１
出力装置
プロペラ装置
・機関に関する科目、その２
補機
電気工学と設備
自動制御
甲板機械
その他
・機関に関する科目、その３（二〜五級）
熱力学
製図（二級、三級製）
その他
・執務に関する科目
船内作業の安全
英語（二〜五級）
※試験の科目は各級によって異なります。
口述試験：
内容は筆記試験の範囲内から出題されます。
※筆記合格者に実施されます。
身体検査：視力、聴力、疾患の有無など
各級によって合格率は異なります。
年4回（２月、４月、７月、１０月）
筆記試験：2,400〜7,200円
口述試験：3,000〜7,500円
身体検査：870円
試験を受ける各地方運輸局に問い合わせ。
各事務所によって合格発表は異なります。
国土交通省
TEL 03(5253)8111
各地方運輸局