ビジネス実務法務検定試験はビジネスで必要になる法務を行なう上での知識に対して行なわれる検定試験です。
近年、ビジネスと法律は非常に身近になっており、法律の専門知識を持つ事は非常に有利とされています。
ビジネス実務法務検定試験は転職、就職などの際に非常に有利に働く資格の一つです。
資格の取得は東京商工会議所の行なうビジネス実務法務検定試験の各級を受験し合格する事で取得出来ます。
1級…申し込み時点で2級を合格している必要があります。
2〜3級…受験資格は特に設けられていません。
【1級】
共通問題(2問必須)
・民法、商法を中心とした法律実務問題
選択問題(4問中2問選択)
・取引上のトラブルを処理
・取引関係に立たない第三者とのトラブルを処理
・法務関係の上司や弁護士などの専門家に法的トラブルの顛末・処理方法を報告
・予防法務的観点からトラブルになりそうな問題に対応
※2級・3級の範囲に該当する法律および関連法令が出題範囲
【2級】
・ビジネス法務の実務
・取引を行なう主体
・会社取引の法務
・会社財産の管理・活用と法律
・債権の管理と回収
・企業活動に関する法規則
・会社と従業員の関係
・紛争の解決方法
・国際法務(渉外法務)
【3級】
・ビジネス実務法務の法体系
・取引をおこなう主体
・法人取引の法務
・法人財産の管理と法律
・債権の管理と回収
・企業活動に関する法規制
・法人と従業員の関係
・ビジネスに関連する家族法
1級…9.7%(平成20年12月)
2級…49.2%(平成21年12月)
3級…80.8%(平成21年12月)
年2回(7月、12月)
※1級は12月のみ
1級…10500円
2級…6200円
3級…4200円
全国各地
7月受験…8月頃
12月受験(1級)…3月頃
12月受験(2、3級)…1月頃