医療事務の資格とは？
医師の資格は国家資格です。しかし、医療事務の資格は民間資格です。そのため、医療事務の仕事をする際に有資格者である必要はありません。ただ、就職や転職の時に必ずといっていいほど医療事務の資格を持っているか持っていないかということは判断の材料として用いられます。医療事務の仕事をしたいのであれば、医療事務の資格を取るほうが明らかに有利であるといえます。
医療事務の資格には様々なジャンルがある
一言に医療事務資格といっても、様々なジャンルがあります。大きく分けて医科・歯科・診療情報・調剤・レセコン・介護などの分野があります。自分がやりたい仕事の分野の医療事務の資格を取得しましょう。
受験資格が定められている場合も
医療事務資格にはある一定の条件が設定されている場合があります。講座を受講していなければならないものなどもありますので十分にチェックして資格取得のための勉強をするようにしましょう。
日本で実施されている医療事務資格全３５種類
当サイトでは日本で実施されている医療事務資格全３５種類の難易度、出題傾向、合格率などを紹介しています。あなたが取得したいと考えている医療事務資格を探してみてください。
診療報酬請求事務能力認定試験
医療報酬請求事務に従事する者の資質の向上を図るための資格です。
医療事務技能審査試験（メディカルクラーク）
医療事務職の職業能力の向上と社会的経済的地位の向上に資することを目的とします。
医療情報実務能力検定試験
無駄な診療報酬請求を省き、また、その実務能力のレベルを計ります。
医療保険請求事務者
窓口・会計業務など医療事務全般の専門知識・技能を審査する医療事務資格。
医療事務管理士技能認定試験
40年近い実績を持ち、毎年４万人近くが受験する人気の資格。合格者に「医療事務管理士」の称号が付与される。
医療管理士認定試験
診療各科・補助科目で医療行為の点数化・ソーシャルワークカルテの管理などを行う医療事務職員の資格です。
医療保険士
病院等の会計事務や、保険診療の明細書を作成する専門家の資格です。
保険請求事務技能検定試験
医療機関に勤務し、保険請求事務の専門家として活躍することができる医療事務資格です。
医療秘書技能検定試験
医療界における事務のスペシャリストを目指す事ができる医療事務資格。
医療管理秘書士
病院組織における管理者等が本来の業務に専念できるように援助し、秘書業務を行う医療秘書士の上級資格です。
医療秘書技能認定試験
認定試験の受験資格を有する受験校を対象とした団体受験として実施されています。
医療秘書情報実務能力検定試験
メディカルセクレタリースペシャリストであることを認定する医療事務資格試験です。
日本医師会医療秘書認定試験
専門的な医療事務の知識と最新の情報処理技能を備える医療事務資格です。
デンタルアテンダント検定試験
実技知識など必要な事項が確実に実行出来る技能を認定する歯科助手資格検定試験。
診療情報管理技能認定試験
診療情報管理業務の従事者として必要な病名コーディング等の知識と技能のレベルを評価、認定する資格です。
診療情報管理士認定試験
ライブラリーとしての診療録を高い精度で機能させ、データや情報を加工、分析し活用することで医療の向上をはかる専門職です。
病歴記録管理士(初級)認定試験
病院の診療各科の医師の補助者として、病歴記録の管理とその活用を担当する専門職員です。
調剤事務管理士技能認定試験
調剤報酬の仕組みに対する理解度と調剤報酬算定のスキルを評価する医療事務資格です。
調剤報酬請求医務専門士検定試験
国の機関により指定登録された団体が実施するため、正式に履歴書に記載できる医療事務資格。
薬剤情報担当者
薬剤師の補佐的業務から薬剤師業務範囲が及ばない販売箇所までを網羅するスペシャリスト。
調剤情報事務能力認定
調剤報酬請求事務や薬局運営、経営のスペシャリストを目指す医療事務試験です。
調剤報酬請求事務技能
必要な調剤報酬請求事務等の知識と技能のレベルを評価し、その職業能力の向上と社会的地位の向上等に資する。
調剤薬局事務者
調剤に関する点数の取り扱いや実務能力を判定する医療事務資格です。
医療保険調剤報酬請求事務士
調剤を行った費用を請求するための調剤報酬明細書を正しく作成する能力を評価する医療事務資格。
医事コンピュータ技能
必要なコンピュータの知識とオペレーション技能を審査・認定する医療事務資格です。
医事オペレーター技能
年間約1万5000人が受験し、医療事務職従事者のスキルアップ等に活用されています。
医事情報システムオペレーター
カルテやレセプトの入出力等の医療事務に関するコンピュータの操作技術を判定する医療事務資格です。
医療情報システムオペレーター
電子カルテシステムなどのコンピュータ操作技能をシステム面まで踏み込んで判定する資格です。
介護事務管理士技能認定試験
介護保険や介護報酬算定の技能を認定する資格です。
介護保険事務管理士認定試験
介護保健施設で介護報酬の請求事務の知識・能力を認定する医療事務資格です。
ケアクラーク技能認定試験
社会福祉制度や介護報酬請求事務などに関する知識と技能のレベルを評価する医療事務資格です。
福祉事務管理技能検定試験
介護保険制度と介護報酬請求事務の能力をもつ人材を育成、評価するための医療事務資格試験です。
介護情報実務能力認定試験
介護保険請求事務の一定の実務能力を認定する医療事務資格です。
メディカルケアワーカー（介護助手）検定試験
看護助手従事者の地位向上や看護助手技能の向上を図るため、看護助手実務能力に対して資格を認定されています。
介護保険請求事務者
介護保険制度の知識だけでなく、介護給付費明細書・公費・福祉、診療報酬算定も問われる医療医務資格。
