基本情報技術者は情報処理技術者資格の入門といえる国家資格です。
内部仕様に基づいてプログラムを開発する業務に従事し、情報技術全般に関する基礎的知識を活用し、システム開発プロジェクトに欠かせない資格です。
基本情報技術者試験は「独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)」が実施している国家試験です。
プログラマーやSE(システムエンジニア)にとっては入門となる資格であり、是非とも取っておきたい資格と言えます。
誰でも受験できる資格です。資格の対象者像としては、情報技術に関する一定の知識・技能を者とあります。
午前と午後に分かれており、それぞれ多岐選択式で解答しなければいけません。
午前試験はIRT(項目応答理論)によって、午後は配点(各大問につき1〜2割程度の配点)をある計算式に導出して採点されています。
午前・午後とも最低200点〜最高800点の5点刻みで評価され、その両方が600点以上であれば合格となります。
午前 9:30から12:00までの150分
幅広い分野から基本的な知識を問う問題が出題される。全80問・4肢択一による出題で、全問解答しなければいけません。
午前問題では、以前出題された試験問題が流用されることがあります。
ただ、近年重要な問題として挙げられるようになった著作権や、セキュリティに関して、新しい話題から出題されることもあります。
午後 13:00から15:30までの150分 より高度な知識を問う問題、疑似言語と言われる簡略化されたコンピュータ言語を用いた応用問題と、4つのコンピュータ言語から1つを選択して解答するプログラミングの問題が各2問出題されます。
春:1月上旬から2月上旬くらい 秋:7月上旬から8月上旬くらい
資格申し込み方法
インターネット利用による方法と郵便局利用による方法があります。
春:4月の第3日曜日 秋:10月の第3日曜日
全国の主要都市で資格試験が行われます。
5,100円(税込)