システムエンジニアの中でも主に業務システムの運用管理責任者を対象としています。
システム運用管理に関する試験は、最近でこそITILが注目されていますが、これまではこの試験がほぼ唯一のものでした。
試験にはリスク管理やコスト管理といった側面が重視されるため、ある程度の経営知識やビジネススキルが要求されます。
そのためテクニカルエンジニア試験で唯一論文が課されます。
合格率は例年ほぼ6〜8%程度と低いです。
誰でも受験できる資格です。主に業務システムの運用管理責任者を対象としています。
午前試験は多肢選択式、午後試験は記述式と論文式(小論文)に分かれています。
午前
マークシート式の四肢択一で55問出題され、100分で全問解答します。
IRT(項目応答理論)によって、最低200点〜最高800点の5点刻みで採点され、600点以上で合格(午前試験通過)です。
午後I
システム運用管理に関する問題(大問)が4題出題されます。
それぞれの大問は、主題の設定となる文章と、それに対するいくつかの小問からなります。
そのうち3題を選択し、90分で解答します。
素点採点で、最低200点〜最高800点の5点刻みで採点され、600点以上で合格(午後I試験通過)です。
ただし、午前試験が600点に満たなかった者は採点されません。
午後II
3つのテーマから1つを選んで、業務経験を踏まえて小論文(最低2400字〜最大4000字)を120分で書きます。
採点はA,B,C,Dの4段階で評価され、Aのみ最終的に合格です。
ただし、午後I試験が600点に満たなかった者は採点されません。
1月中旬から約一ヶ月間
資格申し込み方法
インターネット利用による方法と郵便局利用による方法があります。
4月の第3日曜日
全国の主要都市で資格試験が行われます。
5,100円(税込)