揚貨装置運転士とは港湾で荷役作業を行なう荷重5t以上の揚貨装置を操作、運転する為の資格です。
港湾での荷役作業では現在では多くの作業で揚貨装置が使われている事から揚貨装置運転士資格は港湾で荷役作業に従事する為には必要不可欠な資格です。
資格の取得には「安全衛生技術センター」の行なう揚貨装置運転士の資格試験を受験し合格する事で取得できます。
受験資格は特に設けられていません。
学科試験:
・揚貨装置に関する知識
・関係法令
・原動機、電気に関する知識
・揚貨装置の運転の為に必要な力学に関する知識
実技試験:
・揚貨装置の運転
・揚貨装置の運転のための合図
※学科・実技それぞれの試験で所有資格により免除できる項目があります。
学科試験…72.4%(平成20年度)
実技試験…95.0%(平成20年度)
試験日は安全衛生技術協会の各センターによって異なります。
学科試験…7,000円
実技試験…11,100円
北海道、宮城県、千葉県、愛知県、兵庫県、広島県、福岡県
安全衛生技術協会のHP内で発表しています。